ちづる
2016年度
吉岡宿にしぴりかの映画祭
立教大学現代心理学部映像身体学科の学生だった赤崎正和監督が、重度の知的障害と自閉症を もった妹・千鶴とその母を1年に渡り撮り続けたセルフドキュメンタリー。最も身近な存在で ありながら正面から向き合えなかった妹とキャメラを通して対話した監督は、映画を撮り終え る頃、家族との新しい関係を築きあげている自分に気づく。その瑞々しさと監督自身の精神的 な成長が多くの反響を呼び、大学の卒業制作でありながら全国の映画館で公開されるという異 例の大ヒットとなった。
監督:赤崎正和
配給:池谷薫