2016年度吉岡宿にしぴりかの映画祭
上映作品
『わたしたちに許された特別な時間の終わり』
【解説】
「映画を完成させてね、できればハッピーエンドで」。10代のバンドコンテストで優勝するほど音楽の才能に恵まれながら、夢半ばで自死したミュージシャンの増田壮太。彼の生前の姿を撮り続け、自死という事実の前に苦悩する映画監督の太田信吾。フィクションとドキュメンタリーが交錯し、やがて破綻するほどの監督の強い気持ちが込められた本作は、生き辛い社会の中でもがく若者たちの姿をリアルに描き、ときにユーモラスに笑い飛ばしながら、観る者に重く痛切な問いを投げかける。
- 2013年製作/
- 121分/
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監督:太田信吾
配給:Midnight Call Production