坂上香
さかがみ・かおり
ドキュメンタリー映画監督、 NPO法人out of frame代表、一橋大学客員准教授。
1965年生まれ。高校卒業後、渡米。ピッツバーグ大学社会経済開発学修士課程修了。帰国後、制作会社のディレクターとして数多くのドキュメンタリー番組を制作。独立後、初の監督作として、米国刑務所における受刑者更生プログラムに密着取材した『Lifersライファ―ズ終身刑を超えて』を制作。国内外で高い評価を得る。第二作『トークバック沈黙を破る女たち』に続き、日本の刑務所を初めてカメラが捉えた『プリズン・サークル』が全国で話題になっている。著書に『ライファ仮―ズ 罪に向きあう』など。
金聖雄
キム・ソンウン
映画監督
1963 年大阪・鶴橋生まれ。大学卒業後(株)リクルート勤務。その後自分で商売をはじめるが失敗。「何かやりたい、出来るんだ」という想いを胸にくすぶらせながら、東京へ…。東京にて料理写真家の助手を経験後、助監督になる。 1993 年からフリーの演出家として活動をスタート。PR 映像やドキュメンタリー、テレビ番組などを幅広く手がける。2004 年、在日1世のおばあちゃんの日常を4年間追いかけたドキュメンタリー映画『花はんめ』(キネマ旬報文化映画9位)を監督。2012年『空想劇場』。2013年『SAYAMAみえない手錠をはずすまで』(キネマ旬報文化映画3位)(毎日映画ドキュメンタリー映画賞)受賞。2016年、「袴田巖夢の間の世の中」(日隅一雄 情報 流通促進賞)。2018 年『獄友』(キネマ旬報文化映画5位)。現在プロジェクト『さくらもと』が進行中。