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2016年度吉岡宿にしぴりかの映画祭
(c)風楽創作事務所
舞台は大坂北浜。大都会のド真ん中に、ちょっと訳ありの母娘が住んでいる。母は認知症、娘は自宅マンションでギャラリーを営む。昼夜の別なく徘徊する母を見守る娘の姿は、近所の誰もが知っている。徘徊モードが一息つけば、母娘一緒に居酒屋やバーにも寄る。そんな二人のやりとりと、母の認知症を決して悲観することなくありのままに受け入れる娘の姿は、観ていて深い安心感に包まれる。誰もが直面する親の「老い」を、愛情とユーモアたっぷりに描いた作品。
監督:田中幸夫
配給:風楽創作事務所
耳が聞こえない方にも映画を楽しんでいただけるように音声やセリフの文字起こしを行い、作品の上映と一緒に字幕をスクリーンに投影する「バリアフリー字幕」の制作に取り組んでいます。実行委員の有志を中心に、監督や配給会社、手話通訳者や外部ボランティアの協力のもと準備をしました。ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。