子どもが教えてくれたこと
2019年度
吉岡宿にしぴりかの映画祭
子どもが教えてくれたこと
動脈性肺高血圧症のアンブルも、神経芽腫のカミーユやテュデュアルも、腎不全のイマドも、表皮水疱症のシャルルも。みんな今日も笑顔で過ごしている。抱えている病気はそれぞれ違うけれども、自分の病気のことはちゃんと説明することができる。できないことも多いけれど、それ以上にやりたいことに向かって駆け出していく子どもたち。監督は彼らを決して「可哀想な子ども」として見るのではなく、同じ目線で、時には教えを請うようにカメラで捉えている。子どもからも、監督の目線からも、何かを教えられるような作品。
原題:Et les mistrals gagnants
監督:アンヌ=ドフィーヌ・ジュリアン
配給:ドマ