第5回
吉岡宿にしぴりかの映画祭
(2020年)

開催場所
せんだいメディアテーク

開催日
2020年12月26日(土)

開催のあいさつ
Opening Remarks

「まずはゆっくり近づいてみよう」と始まった映画祭は5年目を迎えました。

集まり合ってあれこれ語り、映画を選んで準備を重ね、さぁ映画祭を迎える。そんな いつもの秋とはすっかり様変わりした今年。こんな時に。こんな時こそ。揺れ動く思いの中で開催を決めたのは、ひとが近づくことの難しい時節に、いまどうしてる?と確かめあうひとときを持ちたかったからです。

開催地を大和町吉岡宿から仙台にかえ、期間は2日から1日になりました。それでも人は生きていく。そんなことを感じさせてくれる映画と監督、出演者がお越しくださいます。会って顔を見てうなづいて。

ゆっくり近づきあえる一日になりますように。

にしぴりかの映画祭実行委員会

上映作品(2020)
Screened Films

トークゲスト
Talk Guest

10月5日(土)

今村彩子監督ポートレート

今村彩子

いまむら・あやこ

映画監督
愛知県名古屋市出身
劇場公開作品に「珈琲とエンピツ」 (2011) 「架け橋きこえなかった3.11」(2013)、自転車ロードムービー「Start Line」 (2016)がある。また、映像教材として、ろうLGBTを取材した「11歳の君へ~いろんなカタチの 好き~」(2018/文科省選定作品)を制作した。初めての著書となる「スタートラインに続く日々」 (2019/桜山社)には、本作の原作とも言える「アスペのまあちゃん」が収録されている。現在、東日本大震災10年の映画(来年3月に公開予定) を制作している。

土屋トカチ監督ポートレート

土屋トカチ

つちや・とかち

映画監督
1971年京都府生まれ
母子家庭に育ち、新聞配達・書店員・工場請負作業員・日雇い労働等を経て、99年より映 像制作を開始。監督デビュー作「フツーの仕事がしたい」 (08 年)。最新作「アリ地獄天国」 (19年)は2019年貧困ジャーナリズム賞、ドイツ・第20回ニッポン・コネクション第1回ニッポン・オンライン賞、アメリカ・ピッツバーグ大学第2回日本ドキュメンタリー映画賞グランプリ、第3回門真国際映画祭ドキュメンタリー部門優秀作品賞を受賞。

タイムテーブル
Time Table

12月26日(土)

11:00 『友達やめた。』
[84分]
12:30 トーク
今村監督・まあちゃん
14:20 『アリ地獄天国』
[98分]
16:00 トーク
土屋監督

パンフレット
Pamphlet