2024年度
吉岡宿にしぴりかの映画祭

かずゑ的

12月1日 13:30

第8回吉岡宿にしぴりか映画祭上映作品「かずゑ的」の一場面。桜の木の下の二人の老人

(c)Office Kumagai 2023

自分の体を撮って欲しい。かづゑさんは言いました。

ここは瀬戸内海の長島にある国立ハンセン病療養施設。10歳からここで過ごし たかづゑさんは、島の至る所で思い出を語り始めました。かつて畑を耕した土地で、お花見をする桜の木の下で、伴侶の孝行さんと暮らす家で。この島の思い出を精力的に本に表し、魅力的な人柄でみんなを笑顔にするかづゑさん。その姿を温かく見つめた作品です。

ウェブサイト:https://www.beingkazue.com

  • 2023年製作/
  • 119分/
  • 日本/
  • バリアフリー日本語字幕

監督:熊谷博子

配給:オフィス熊谷

バリアフリー字幕について

耳が聞こえない方にも映画を楽しんでいただけるように音声やセリフの文字起こしを行い、作品の上映と一緒に字幕をスクリーンに投影する「バリアフリー字幕」の制作に取り組んでいます。実行委員の有志を中心に、監督や配給会社、手話通訳者や外部ボランティアの協力のもと準備をしました。ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。