「見渡せば知らないことばかりのこの世界。まずはゆっくり近づいてみよう」
というコンセプトで上映したいドキュメンタリー映画を選び、2016年からこの映画祭を始めました。会場は大和町吉岡宿の「にしぴりかの美術館」。障害のある人たちの作品作りや展示の場、暮らしの場でもあります。
年1回の開催を重ねてきましたが、2020年から新型感染症が大流行。3年間は仙台に会場を移し縮小開催しました。 2024年、本来の場所で再開します。今年上映する作品は、生まれのルーツ、病気、過酷な体験などのまわりの人との 「違い」を持っている人が映されています。「困難」や「絶望」はどこからやってくるのでしょうか。自分らしく生きられるその拠り所や手がかりは、どこにあるのでしょうか。
足をお運びいただく皆さまと、感じたことを交換しあえたら幸いです。