開催のあいさつ

 6回目となる吉岡宿にしぴりかの映画祭は、昨年に引き続き仙台での開催となりました。顔を合わせて対話することが当たり前ではなくなりつつある今、多くの方が足を運んでひとつのスクリーンを囲むことの大切さを改めて感じています。今年上映される作品はどれも近隣の国々を舞台としたものです。「近くの話」が優先されてしまいがちな日々ですが、つながっている空の下の大地に思いをはせ、遠くの出来事も私たちの出来事として考えてみる、そんな時間になれば幸いです。今回はにしぴりかの映像ワークショップを通じてつくられた短編映像集も上映します。作り手のこだわりや思いを感じていただければこの上ない喜びです。それでは今年もどうぞお楽しみ下さい。

タイムテーブル

10:00 開場
10:30 オロ
[108分]
12:20 休憩・客席入れ替え
13:00 満席 「荒野に希望の
灯をともす」
[88分]
14:30 上映後トーク
15:30 休憩・客席入れ替え
15:50 「カンタ!ティモール」
[110分]
17:40 上映後トーク
18:40 休憩・客席入れ替え
19:00 ショートムービー座談会
[100分]
20:50 終了

トークゲスト

映画祭トークゲスト谷津賢二さんの写真 アフガニスタンに広がる大地を背景にして撮影

谷津賢二

やつ・けんじ

日本電波ニュース社プロデューサー・カメラマン

「荒野に希望の灯をともす -医師・中村哲 現地活動35年の軌跡-」トークゲスト
86年立教大学卒業。テレビ朝日系列会社でニュースカメラマンとして働いた後、94年に日本電波ニュース社入社。ルワンダに駐在し、民族紛争やザイールの難民キャンプを取り上げた番組を制作する。98年パキスタンで医療支援を行っていたペシャワール会の中村哲医師に出会い、以来21年間アフガニスタンでの中村医師の活動を映像で記録し、世界に発信し活動を支援してきた。2021年ギャラクシー特別賞受賞。

トークゲスト橋本康範氏のポートレート

橋本康範

はしもと・やすのり

(一社)農山漁村文化協会勤
ペシャワール会元現地ワーカー

「荒野に希望の灯をともす -医師・中村哲 現地活動35年の軌跡-」トークゲスト
1973年生まれ。大河原町出身、在住。小学校講師、建設会社勤務などを経て2002〜2005年にペシャワール会現地ワーカーとして、約3年間農業事業、水源確保事業に従事。帰国後、主に食や農業の本を出版する(一社)農山漁村文化協会に入社。全国津々浦々の農家を直接回り、情報集めや農業書の普及を行っている。2013年より東北支部に勤務、現在東北支部長。三児の父。

カンタ!ティモールトークゲスト広田奈津子監督ポートレート 光の中で微笑む女性

広田奈津子

ひろた・なつこ

監督

「カンタ!ティモール」トークゲスト
故郷での森林伐採に胸を痛めたことから環太平洋の先住民に関心を寄せ、居留地を訪ねるうちに東ティモールに出会う。2002年、23歳で初めて同国を訪れ、青年アレックスの歌を耳にする。後にその歌の背景を追いかけた旅が本作品となった。現地では人々と寝起きを共にしながら、山奥の集落を訪ねて古来の文化を取材。初作品。

カンタ!ティモールトークゲスト小向定ポートレート ギターを手に歌う男性

小向定

こむかい・さだむ

制作・音楽監修

「カンタ!ティモール」トークゲスト
1970年愛知県生まれ。高校時代よりシンガーソングライタ ーとして活動し、アメリカ遊学を経て、2003年東ティモールでの独立祝賀祭で演奏。現地の青年アレックスと楽曲作りなど共にしたことが本作に発展した。

ショートムービー

座談会

映画祭の実行委員である映像作家を講師に、映像づくりの企画・構成・編集を学ぶワークショップに参加している受講者による短編映像を発表する映画祭の恒例企画。バラエティ豊な作品を鑑賞し、自由に話し合う盛り沢山な80分。ぜひご一緒に映像づくりの楽しさを分かち合いましょう。参加費は無料です。

チケットについて

1作品料金(高校生以上)

ご予約1,300円
当日1,500円

特別料金

1,000円
小中学生・障害者

未就学児・介助者

無料

感染症対策

ご協力のお願い

  • 入場前の検温を行います。体調が思わしくない人はご来場をお控えください。
  • マスク着用・アルコール手指消毒・ソーシャルディスタンス確保のご協力を願います。
  • 座席は事前に「座席指定」が行えるネット予約をお勧めします。
  • 「来場記録」を残させていただきます。(3週間後には廃棄します)
  • トーク出演者もマスク着用(必要に応じマウスガード)させていただきます。
  • 場内など観客入れ替え時に除菌作業を行います。
  • 各回の定員を座席の半数以下の80名にします。
  • なお、シアター内は十分な換気能力を確保しています

会場のご案内

Googleマップへ

協賛のお願い

「まずはゆっくり近づいてみよう」と始まった映画祭も新型コロナ感染症の影響の中、ギリギリに6回目を開催した昨年。今年もまだ先が見通せない状況は変わりません。しかしやはり、こんな時だからこそ、形は願い通りでなくとも可能な限り上質な映画祭開催を目指します。開催は1日だけにして3作品の上映。そして充実したトークを2回。さらに2年ぶりの「ショートムービー座談会」の開催。場所は今年も移動リスクを減らすために例外的な仙台開催。「今だからこそ知りたい世界」を今年は世界に目をやって、そしてみなさんと共に考えてみたいと思います。自前の聴覚障害者対応の字幕製作も行います。ぜひ、開催のために今年もご協賛願います。

協賛金のご説明 

2019年映画祭協賛紹介

2020年映画祭協賛紹介

新着・更新情報

主催・後援

⟨ 主 催 ⟩

吉岡宿にしぴりかの映画祭実行委員会

⟨ 後 援 ⟩

  • 宮城県
  • 仙台市
  • 大和町
  • 富谷市
  • 大郷町
  • 大衡村
  • 富谷市黒川地域自立支援協議会

⟨ 助 成 ⟩

地域づくり団体活動支援事業


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